木野の山歩き
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2009年の山
年 末
年 初

悪沢岳の打ち上げで酒が進まず、講座仲間にも諭されて検査を
受けたところ胃がんと判明。11月に手術をしたため残念ながら
山歩きは中断しました。講座は自習やサブリーダーに代講をお願い
しましたが、10年9月で閉講しました。このため、
2010年は近くの里山で我慢したのでアップしていません。



2009年8月24日-27日 ◇赤石岳から悪沢岳◇ 1159
 日本に21座ある3千m峰(「日本の山岳標高一覧」国土地理院)で唯一登り残していた 念願の山「悪沢岳(荒川東岳)」に登りました。
 24日、静岡駅から09:50一日1本のバスで3時間、畑薙ダムでシャトルバスに乗り 換えて、さらに1時間かけて椹島ロッジへ。静岡県の北部に東海パルプが所有する土地 は、赤石岳、農鳥岳など3千m峰を含めて山手線内の4-5倍になるそうで、このロッ ジを初め赤石小屋など周辺の山小屋を持っています。
 25日、ロッジから大倉尾根を登り出し、天気がいいので赤石岳を望みながら(写真 上左)ご機嫌です。赤石小屋で一服、稜線への急登を登って一等三角点の最高峰・赤石 岳に(3120m、同右)登り着きました。直下の赤石岳避難小屋泊まり、避難小屋といって も夏は小屋番が入りカレーなどを用意してくれます。ブロッケン現象を楽しみ、小屋番 夫妻のハーモニカ演奏も楽しみました。
 26日、3千m峰の縦走です。朝ブロッケンも眺めてから、小赤石岳(3081m)に登り ます。すばらしいお花畑があちこちに。荒川小屋前で一服、さらに進むと荒川三山のひ とつ中岳(3083m)です。岩混じりの道を進むと念願の悪沢岳(荒川東岳/3141m、同2段 目)の頂上でした。しばし感慨にふけって、ふと東を見ると丸山(3032m)はすぐそこ。4 年前にあそこまで登って来て吹雪に阻まれたことを思い出しました。お花畑で雷鳥の家 族を見ました(同3段目左)。雪のときは怖かった千枚岳の登りにある岩場も晴れていれ ば割りに楽に登れました。千枚岳(2880m)を経て千枚小屋に下りました(同右)。何回も お世話になったこの小屋は6月末に不審火で焼けてしまったのですが、素泊まり小屋な どで避難小屋扱いでの営業をしていました。
 27日、富士山と日の出を見て(同4段目左)下り始めました。慣れた道なので快調で す。椹島ロッジ着いて(同右)、先ずは踏破祝いの乾杯。シャワーを浴びてシャトルバス に。長いバスの旅で静岡駅へ、駅ビルのすし屋で打ち上げでした。4人。



2009年7月28日-30日 ◇劔岳撤退◇ 1151
 映画が評判になる前から、行きたいとの声があり実行しましたが。
 27日、新宿発の夜行バスに乗り込みました。
 28日、06:50立山室堂までバスで直行です。08:20きょうは時間があるので高度順 化もかねてのんびりします。左に劔岳、右に立山を望み(写真上)、ミクリガ池を経て地 獄谷(同2段目左)。09:15雷鳥沢から辛抱の登りとなります09:40。12:25別山乗越へ 登ると眼前に八ツ峰から劔が(同右)。劔御前小舎に泊まりましたが天気はさえず、夜半 から雨でした。「明日は下の温泉に・・」の声もありましたが、一縷の望みを掛けまし た。
 29日、明日こそと望みをかけ、雨は降っていないので08:00大日岳方面へお花見物 の“遠足”です。いろいろな高山植物を見ましたが、そのうちハイマツの中からライチ ョウのつがいが(同3段目左)。しばらく一行の周りを歩いてくれました。09:30新室堂 乗越を過ぎ、10:30大日岳を望むところから引き返しました。12:05小舎に戻り停滞で す。
 30日、立山を縦走する予定でしたが、ガスがかかって足下が悪いので、06:15小屋 を出て、07:50新室堂乗越を経て、08:40雷鳥沢に下りました。リンドウ池まで来ると 大日岳方面に青空が(同右)、望み通りにはいかないものです。10:20ミクリガ池温泉で サッパリし、12:15室堂からアルペンルートで扇沢へ。直通バスで新宿へ戻りました。



2009年5月31日-6月1日 ◇会津駒ヶ岳◇ 1132
 30日、新宿発の夜行バスは22:30、カトちゃんと発ちました。
 31日、04:20檜枝岐の駒ヶ岳登山口バス停、朝食を済まし05:00車道を歩き始めま した。左へ階段を上るところが登山口です。ブナなどの樹林帯の急斜面をジグザグに登 り、07:45近くに水場があるというベンチについて一服です。ここから針葉樹の中を少 し登ると雪が現れました。正面に見えるのが駒ヶ岳でしょうか。コブシがたくさん咲い ています。急な雪の斜面を前にして小雨が降ってきたので、カッパとアイゼンを付けま した。木の高さが低くなり、雪の原になりましたが湿原なのでしょう。大きな斜面をト ラバースすると11:00駒ノ小屋でした。すぐ前の駒ヶ岳はガスの間から時々見えるだ け、登頂は後にして自炊部屋で呑み始めました。他の小屋から2年前に来たという管理 人夫妻が気さくで、あれこれ山の話に花が咲きました。この日はついに頂上が現れず、 呑み続けて早めのご就寝となりました。
 1日、04:00起床で朝食、パッキングを済まし05:45ガスの頂上を目指しました。 06:00ここだけ雪のない会津駒ヶ岳(2133m、写真左)の頂上でした。何も見えないので 写真を撮っただけで06:10下り始め、小屋でザックを背負いました。この雪では予定し た御池へのコースは無理と見て、キリンテへ下ることにしました。尾根筋をたどればい いのですが、藪に阻まれたりしてまごつきますが、ときどき木道が出ていいたりするの で不安が消えます。雪が締まっていてめったに踏み抜きがないので助かります(同右)。 燧ヶ岳などの展望がいいのでしょうが・・。08:15大きな指導標が発っている大津枝 峠、一服して下山路を確かめますがガスが大きな雪田を覆っていて分かりません。とり あえず中央に下って左右に分かれて探しました。結局、左側に雪の消えた登山路を見つ け下り始めました。木に付けられた赤ペンキを見て下りますが、ときどきなくなってし まい探します。やがて雪が消えて、コブシとツツジの紅白に囲まれた道となり楽しいで すが、濡れた落ち葉に足を取られます。小さな花もあらわれ、左からの沢を渡たり御池 への道に出て左へ進むとキリンテバス停。缶ビールを買ったところへバスが。「アルザ 尾瀬の郷」で下車し、ゆっくり温泉につかり、のんびり雪山の旅が終わりました。2人。 今回の花はこちらをご覧ください。  



2009年4月29日 ◇青梅丘陵ハイク◇ 1123
 読売の山仲間との遠足でした。09:40宮ノ平駅に集まったのは青木村からのカヨコさ んや“新人”のウメダさんら懐かしい面々。のんびり歩き始め、歩きやすい緩やかな道 をこの日の最高峰・矢倉台へ。一服して東へ少し下ると第4休憩所、ブルーシートを敷 いてお食事、いや宴の始まりです。東ハイのリーダー・ナガさんの発声で乾杯です。お でんの大鍋が2つ、おつまみあれこれ、お新香などの皿が回されます。用意したビール などの他に、たくさんの持ち込みがあり大宴会となりました。ゆっくりして東へ進み、 永山公園から青梅駅へ。駅構内の名物・映画の手書き看板を眺めてから、青梅線で2つ 戻り河辺駅前の「梅の湯」で打ち上げ。秋の再会を約して散会となりました。写真はデン ちゃん提供。17人。  



2009年3月24日-26日 ◇湯ノ丸山◇ 1109
 24日、上野駅から07:20「草津1号」で10:01万座鹿沢口、予約したタクシーで宿舎 の新鹿沢「鹿鳴館」へ。いらないものを置いて、10:35足慣らしのためハイランドスキー 場へ送ってもらいました。食堂で昼食をすまし、11:55リフトに乗せないというので、 ゲレンデの真ん中の樹林沿いに鍋蓋山へ登り始めました。最上部の運転していないリフ トの途中まで登ると凍っていたので下ることにし、14:15お茶の時間。登った道を下り ます。食堂でのどを潤し、迎えの車で宿へ帰りました。
 25日、地蔵峠へ送ってもらい、08:15リフトで湯ノ丸山へ向かいます。08:45とき どき小雪が舞う中を登り始めました。ほぼ夏道通りですが、踏み跡が少なく広い尾根な ので緊張します。10:10湯ノ丸山(2101m)、小雪が舞い風が強く展望はききません。 10:20長居は出来ず、登ったところを下ります。10:50小雪が降っていますが平坦なと ころで、宿で作ってもらったおむすびをほおばりました。ゲレンデを下るのも芸がない ので、新雪の中を烏帽子岳からの道に下りました。13:20地蔵峠の食堂で一杯呑んで迎 えの車に乗りました。
 26日、この日も地蔵峠へ送ってもらい、高原ホテルへいらない荷物を預け、08:40 リフトに乗りました。09:15無雪期の車道を歩き出しましたが、昨晩降った雪がほどよ く歩きやすいです。10:10池ノ平駐車場、一服して10:30池ノ平を横断します。10:50 忠治の隠岩の下で昼食に。各自で用意したカップ麺とパンです。陽が暖かく風もないの で楽しく歩けます。11:35登り出し、12:00三方ヶ峰(2040m)から展望を楽しみます。 池の平を経て、12:50駐車場、車道を下り13:50地蔵峠へ。ホテルの温泉で暖まり、予 約したタクシーで小諸へ下りました。駅前のうどん屋で打ち上げです。気の置けない仲 間たちとにぎやかな宴となりました。軽井沢で満員の新幹線に乗り、流れ解散となりま した。9人。 

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